子供が担任の先生が苦手!どうするのが正解? 幼稚園の事
引っ越す前、いろちゃんは私立の3年保育の幼稚園に通っていました。
年少時の担任の先生は二人体制で担任の先生は「褒めて伸ばすタイプ」のとっても優しい先生でした。
怒ることもあるのでしょうが、私はその先生が一度も怒ったところを見たことがありません。
年中さんになってもその先生がいいなぁと思っていたのですが
結婚を機に退職されるとのことでした。
先生がいなくなることはとても寂しくて残念なことですが、
先生が結婚して幸せになることは喜ばしいことなので
いろちゃんと笑顔で先生をおくりだしました。
年中さんになっての担任発表の時、ママ達の間ではあの先生じゃない?といったといった予想をしていました。
当時の幼稚園はバス通園なので幼稚園に行かず
子供の帰りを待つまでは誰が担任なのかは分からない状態でした。
バス停にいろちゃんのお迎えをして
ドキドキしながらいろちゃんの帰りを待っていました。
帰ってきたいろちゃんの幼稚園バックからお便り帳を取り出し担任を確認しました。
担任は幼稚園の中でも一番厳しい先生でした。
合う子供には合うのでしょうが、いろちゃんは怒られることが特に苦手で一度怒られるとその人をビビってしまいます。
あーこれは幼稚園に行きたくないと言い出すかもしれないなぁと感じました。
仲が良いお友達と同じクラスになれたのもあって最初のうちは幼稚園に楽しく通えていました。
幼稚園から帰ってきたある日
いろちゃんは家に着いた瞬間号泣しました。
「どうしたの?」
「あのね、給食を早く食べれないの 頑張って急いで食べたら全部はいちゃったの」
「早く食べてって先生に言われたの?」
「うん、こんなにゆっくり食べたら年少さんみたいだよって先生に言われたの」
「わかった!いろちゃんが楽しく幼稚園で給食を食べれるようにママから先生にお手紙書くね!」
「わかった」
その時の状況やお手紙について書いた記事です。
そんなこんなでいろちゃんはお引越しといった形で苦手な先生とさよならが出来たので今は楽しく幼稚園に通っています。
とはいっても担任の先生が苦手だからといって幼稚園を変えるこは難しいですよね。
当時悩んでいた時に保育士の資格を持っていたママ友に相談してみました。
「いろちゃんが担任の先生を苦手みたいで最近幼稚園に行きたがらないの。どうしたらいいのかなぁ?」
「いろちゃん、あんなに幼稚園大好きだったのに幼稚園に行きたがらないんだね。幼稚園に行きたがらない理由は聞いてみた?」
「担任の先生はさっぱりした先生なの。思ったことははっきり厳しく言う先生なんだ。イライラしたら保護者とかにもそれが伝わってくるくらい。いろちゃんはもともと怒られることが苦手で先生から一度怒られてそれでビビっているみたい。先生が怖くて幼稚園に行きたくないみたい。」
「先生はきっとルールや集団行動を大事にしている先生なんだね。幼稚園行って年中さんの意識をしっかりしていないときっちり叱るんだろうね。子供のことを考えてとても良い先生だけど子供からすると単純に怖いって感じるんだよね。」
「なるほど。確かにいろちゃん自分が怒られたわけでもないのに他のお友達が怒られているのを見ただけなのに幼稚園に行きたくないって言うこともあるよ。」
「まずは先生に直接相談することがいいかもしれないね。幼稚園に行きたがらなくて困ってます!と言った言い方は避けてね。先生に話すときはいろちゃんの性格の特徴を話すといいよ。苦手な部分を話すことで先生も配慮してくださると思うよ。いろちゃんには幼稚園のルールをもう一度再確認せた方がいいね。年少さんの時にOKだったことが年中さんではダメな部分もあるかもしれないから。トンちゃんは先生といろちゃんの意思疎通を図るといいね。あと気を付けて欲しいことを二点いうね。ほかの幼稚園のママに先生批判をしないようにする。あといろちゃんに先生を悪く言わないようにする。この二つを守らないと色々な誤解が生まれてしまうから気をつけようね(^^)」
実際お手紙を書いてみてとてもよかったです。
いろちゃんから聞いたことはいろちゃん目線のことでしかなかったので、先生から見たいろちゃんのお話を聞けました。
先生から直接電話がかかってきていろちゃんの性格について、今後の先生の対応の仕方についてお話が出来ました。
先生に対して「厳しい先生」という印象がありましたが、実際は園児一人ひとりとしっかり向き合いとても良い先生だったんだと印象もがらりと変わりました。
一度怖いと思ったらいろちゃんはずっと怖い先生と思ってしまうので、いろちゃん自身は引っ越すまでずっと先生に対しての苦手意識はありました。
いろちゃん自身にも、先生のどんなところが苦手なのかを確認し、そのなかで先生とどんな風に関わるとよいかを教えてあげたらよかったのかと思います。ママが正しい判断をすることも大切なんですね。