年長さんになるとなんであれこれやりたがるの?時間がなくても挑戦させた方がいい!?
年長さんになって一カ月が立とうとしています。
もともと自分でなんでもやりたがっていたいろちゃんですが
年長さんになって自分でやりたい!といった意識は更に強くなったような気がします。
2~3歳児のころの自分でやる!という意識とは何かしら違うように感じます。
例えばママの真似事をしてお化粧をしたがったり、包丁で料理をしたいと言ったり…
大人が困るようなことを言ってくることもあります。
毎回「いろちゃんには早いから、いろちゃんには危ないから」とやらせないことが多かったです。
こうした「自分でやりたい」意欲を大事にしてあげたいと分かっているのですが、日々の生活に追われて後回しになってしまうことが振り返ってみると多かったと思います。
自分でやってみたいという「好奇心・探求心・冒険心」は子供の個性を伸ばします。
いろちゃんもそうですが、年長さんになるとある程度自分の身の回りのことは出来るようになります。とても助かっているのですがいろちゃんは自分のことが終わるとママのお手伝い(洗濯物をたたむ)やあおくんのお世話(一緒に遊ぶ)事をしてくれます。
ママにとって都合がいいことはどんどんやらせているのですが(笑)
ママにとって都合の悪いもの(皿洗い・料理等)はまた今度ねと後回しになってしまうことが多々あります。
自分の出来ないことでもやりたい時期なんです。
この時期はできなくても挑戦させていい時期です。
小学生になっても求められる「好奇心・探求心・冒険心・挑戦意欲」を早い時期から伸ばすことで子供にとってとてもいい刺激になります。
例えば水筒の麦茶をコップに注ぐ。
いろちゃんは年少さんになるまではこの動作は出来ませんでした。
それは私がこぼすからしてほしくなかったからです。
子どもは好奇心から、『麦茶を自分のコップにつぎたい!』と突然思うことがあります。
でもそれは、危険だったり、人を傷つけたりといった怒ってまでやめさせなければならない行動ではありません。
やらないと出来るようにはなりません。
分かってはいるのですが汚れたくない、時間がないといった大人の都合でやらせてはいませんでした。
通う幼稚園が水筒持参の幼稚園だったので自分でコップに麦茶を入れて飲む。飲んだら水筒のコップをしっかりしめるといった作業を一人で出来ないといけません。
そういった状況に置かれたからこそいろちゃんい水筒で飲めるように練習をさせたのかもしれません。
もし幼稚園が水筒ではなくストロータイプの水筒持参だったら教えていなかったかもしれません。
こういったことからいろちゃんが興味を持ってやりたい!といったことはどんどんやらせた方がいいのかもしれないと考え方が変わりました。
条件が許す場合は、止めないで本人の好奇心のままにさせてあげるほうが、むしろ子どもの成長を伸ばします。
出来ないことをやろうとして出来なかったとしても「ほら!やっぱりできないでしょ」と余計なことを言わないようにしましょう。出来なかったとしてもやろうとした挑戦した気持ちがとても素晴らしいです。
やろうとした挑戦の気持ちをたくさん褒めましょう。褒めることが「なんでもやってみたい!」といったチャレンジ精神を伸ばすきっかけになるんですね。
とはいっても忙しい時にチャレンジさせるのは厳しいところがあります。
そういう場合は10秒やらせてあげましょう。
『10秒だけでもさせてもらえたか』と『まったくさせてもらえなかったか』とでは大違いなのです。